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Q7. 畳敷きの病室、キッチン、病院らしくないですね?

A.

私は、病院らしくない病院をつくりたかったんです。できるならば患者さんには病院にいることを忘れてほしいと思っています。だからインテリアや照明にもこだわり、病室も病棟も住まいに近づけ、病院の雰囲気とは違う病院をつくったのです。食事もレストラン方式を採用し、管理栄養士の指導のもと、メニューから自分で選んで食べられるようになっています。リハビリテーションで大切なのは、自分の家、自分の生活に近い環境で、普通のことが普通にできるように練習することだと考えているのです。

和室での生活感覚を取り戻していただくための畳敷きの病室です。

着替え等の練習を目的に全病室にクローゼットや洗面があります。

レストラン方式の食事には大切な目的があります。

ベッドで食事をするのではなく、1日3食レストランに移動すること、管理栄養士の指導のもと、多彩なメニューから食べたいものを選び、自己決定、自己管理を引き出すこともリハビリテーションに繋がります。

本がもつ可能性をリハビリテーションに役立てます。

楽しみながらページをめくる本は指先の機能回復のために。患者さんの想い出や好奇心を呼び覚す本は感情や集中力が乏しい等の症状を伴う高次脳機能障害の改善のために。言語訓練にも本を役立てています。