

経験豊かな医師、各分野の専門性の高いスタッフがチームとなっています。患者様の症状や今後の可能性を的確に判断し、一人ひとりに合わせたプログラムを組み、皆さまにレベルの高いリハビリテーション医療をご提供します。トレーニングは1日2〜3時間、365日実施する体制を整えており、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士合わせて130人近くのセラピストとケアスタッフが患者様のサポートを行います。
理学療法では、脳外科、神経内科の医師とも連携し、解剖学的な視点から患者様の脳画像をしっかり読み解き、問題がどこで起きているのかを判断し、患者様の状態に合わせてプログラムを考え、運動機能の回復を目指します。
リハビリテーションの中でも、日常生活の動作──ご飯を食べる、お風呂に入る、着替える、靴を履く、そして退院後にご自宅や社会活動、お仕事への参加ができるようになるよう、患者様の要望に合わせ必要な動作の訓練も行っています。
話す、聞く、読むといった、主に言葉やコミュニケーションの訓練と、噛む、飲み込む(嚥下)という食べる際の動作の訓練を行っています。脳外科医、神経内科医と連携をし、脳や唇、喉の状態を見ていきながら、患者様の今後の生活に合わせた練習を、PT、STとも連携して取り組んでいきます。
リハビリテーションは栄養がなければできません。患者様が効果的にリハビリを行い、体重と筋肉量を増やしていくためには、効率的な栄養摂取が必要です。当院では、入院時に栄養評価のシートを作成し、体重変動、筋肉量の変動を見ることを徹底しています。
30歳くらいまでの若い患者様向けに、在宅復帰だけでなく今後の生活に合わせた練習をおこなえるよう、専門のリハチームが可能性を広げるアプローチをとっています。
当院では、患者様の退院後の生活支援、社会参加支援、仕事場復帰支援を積極的に行っています。
当院では、西洋医学による医療と代替療法の両方を統合することにより、患者様一人ひとりにとって最も適した機能回復方法を探っていきます。
平均在院日数、在宅復帰率、回復度などについての実績をご紹介します。
当院のリハビリテーションはどのように行われているのでしょうか。
いくつかのポイントに分けて、リハビリテーション医療の内容をご紹介します。